“不得手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふえて95.7%
ふゑて4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは話が不得手ふえてなほうですから、無味乾燥むみかんそうなあっけない話になるか、それともだらしない調子はずれな話になるか、そのどっちかです。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
饒舌しゃべりもし、飛びわりね廻わりして、至極しごく活溌にてありながら、木に登ることが不得手ふえてで、水を泳ぐことが皆無かいむ出来ぬと云うのも
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
うたか。それも不得手ふゑてだ」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)