“不得止”の読み方と例文
読み方割合
やむをえず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... みづかうましとぞんずるものをかまはずつかまつれ」とまた他事たじくおほすれば、不得止やむをえずかしこまりさふらふ」と御請申おうけまをして退出まかんでける。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この様に礼儀を無視して顧みない御方には、不得止やむをえず本誌の進呈好意を見合わすより外ありませんから、その辺何卒悪しからず御諒察を願いおきます。
不得止やむをえずして、之を放任したるの国は、今日如何ともする事不能、内閣宰相は、何時議院の為め、進退せらるるか、自ら量る事不能、自然に、事に任すの力を弱くするに至れり