“唄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うた97.9%
0.7%
コルサリアス0.4%
0.4%
うと0.4%
ニヤニ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのはなんのうたであるからなかったけれど、きいているとしくうきたつうちにも、どこかしいところがこもっていました。
灰色の姉と桃色の妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……別嬪のがほんのりで、縹緻に打たれて身に沁む工合が、温泉の女神様が世話に砕けてれたようでございましたぜ。……(逢いたさに見たさに)何とかって、チャンと句切ると
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「海賊の」と題するくだんのモロッコ従軍歌が、いま糖蜜のようなイベリヤ半島の烈日にけて爆発している——AA! 闘牛日のMADRID!
ななつになる子が、いたいけなことた。とのごほしととうた……
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
と朝っぱらからうたが、間もなく軽部にその卑俗性を理由に禁止された。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)