“鞠唄”の読み方と例文
読み方割合
まりうた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揚幕より推出(おしいだ)されて、多勢の見物の見る目恥かしく、しのぶ、小稲とともに狂言のなかに立交(たちまじ)りて、舞台に鞠唄(まりうた)うたいし声の、あやしく震いたるも多日(しばし)がほどぞ。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「およしなさい。町の流行唄(はやりうた)なんか。もっといい鞠唄(まりうた)があるでしょ」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
萬歳(まんざい)の鼓(つゞみ)遙(はる)かに、鞠唄(まりうた)は近(ちか)く梅(うめ)ヶ香(か)と相(あひ)聞(き)こえ、突羽根(つくばね)の袂(たもと)は松(まつ)に友染(いうぜん)を飜(ひるがへ)す。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)