“鞠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まり95.6%
きく1.5%
やしな1.5%
まあ0.7%
かが0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おや屋はうれしがって、思わずまりを宙へほうった。ぽんとつくと、前よりまた高く上がった。またつく。またつきながら道を歩き出した。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
装中にその詩あり、って併せて象山をも捕えて獄に下し、予と生とまた江戸に送られて獄に下る。三人並びに吏に対してきくせらる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
書紀にも「いくさやしなひ衆をつどへて、つひともに謀を定めたまふ」と壬申の乱における内助の功をたたえ、また大海人皇子登位して天武天皇となられて後、崩御さるるまで
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
まあちゃんはどうしたろう」と高瀬がこの家で生れた姉娘のことを聞いた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……高ぶる者を見てこれをことごとかがませ、また悪人を立所たちどころみつけ、これをちりの中に埋めこれがかおを隠れたる処に閉じこめよ、さらば我も汝をめて汝の右の手汝を救い得るとせん。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)