“鞠問”の読み方と例文
読み方割合
きくもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老宰相は使(つかい)をやって夫人の父と兄を呼んでその面前(めんぜん)で夫人を鞠問(きくもん)した。夫人は罪悪を包みかくさず自白した。
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
たま/\燕王の護衛百戸の鄧庸(とうよう)というもの、闕(けつ)に詣(いた)り事を奏したりけるを、斉泰請(こ)いて執(とら)えて鞠問(きくもん)しけるに、王が将(まさ)に兵を挙げんとするの状をば逐一に白(もう)したり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
然(しか)れども十月十六日に至り、鞠問(きくもん)全く畢(おわ)り、奉行は彼を流罪に当るものとなし、案を具えてこれを老中に致す。大老井伊直弼、「流」字を鈎(こう)して「死」字と作(な)す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)