“畢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おわ37.4%
をは23.6%
つひ11.4%
5.7%
つい4.9%
4.9%
しま2.4%
をわ1.6%
おえ0.8%
おは0.8%
(他:8)6.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“畢”を含む作品のジャンル比率
哲学 > キリスト教 > キリスト教57.1%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学28.6%
文学 > 中国文学 > 小説 物語5.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして、舟をゆくままにまかしておくと、いつの間にか遊びがおわって、舟は元の処に帰って船がかりをするのであった。
織成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
しかれども十月十六日に至り、鞠問きくもん全くおわり、奉行は彼を流罪に当るものとなし、案を具えてこれを老中に致す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
十二月廿二日「右御用掛無滞相勤候に付銀二枚御酒御吸物被下置、」同日「若殿様へ干鯛一折奉指上、」東役の任務がをはつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
或る時英吉利イギリス人の一家族、我歌を聞きて立ちとまり、歌ひをはるを待ちて、をさらしき人われに銀貨一つ與へき。
けれども僕の信ずる所によれば、そこに僕等を動かすものはつひに芭蕉に及ばなかつた、芭蕉に近い或詩人の慟哭どうこくである。
続芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
のみならずつひにかう云ふ詭弁の古い貨幣になつた後はあらゆる哲学や自然科学の力を借りなければならなかつた。
続西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
彼はいよいよ死の旦夕たんせきに迫りたるを知り、十月二十五日より『留魂録』一巻を作り、二十六日黄昏こうこんに至って稿をう。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
専門家でもこれを完全に駆除するのは困難だとすると、自分等の手にえぬのは当然かと思われた。
蜂が団子をこしらえる話 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
湖心亭はついに湖心亭であり、小便は畢に小便である、私は靴を爪立てながら、匆々四十起氏の跡を追った。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
けれども保吉の内生命ないせいめいには、——彼の芸術的情熱にはついに路傍の行人こうじんである。
十円札 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
らにこんで爺樣ぢさまでえ借金しやくきんけねえでんだからそれせえなけりやかねえでもへんだよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
アンキーゼが長生ながきいのちへし處なる火の島を治むる者の強慾と怯懦けふだと見ゆべし 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
勘次かんじはおしなうするつもりだときつぱりいつてしまへばけつして反對はんたいをするのではない。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それでも醫者いしやへの謝儀しやぎ彼自身かれじしん懷中ふところはげつそりとつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
現に彼の伝記作者の一人、——ルカはこの事件を記した後、「悪魔この試み皆をわりて暫く彼を離れたり」とつけ加へてゐる。
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
客は一口それに唇をあてると、その瞬間、主人の坊さんが香煎を取り扱ふのに、麦熬しを立てるのと同じ方法をとつたことに気がついたものの、さて笑ひ出すわけにもゆかず、鹹つぱゆさに唇が曲りさうになるのを辛抱しながら、やつとそれを食べをわつたといふ話なのでした。
小壺狩 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
一くぎりをおえるごとに私は深い息をつく。
恢復期 (新字旧仮名) / 神西清(著)
江次第に、「陪膳の女房御酒盞を取る。」、「御酒盞の余分、御銚子の余分等を大土器に移し入れて、伝へて後取人に給し、其の人飲みおはる」、藤原明衡の雲州消息に
手長と足長:土蜘蛛研究 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「ハーレムの王」 おわり
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
諸人養子事、養父存生之時、不上聞じょうぶん、於御当家たり先例之御定法、至養父歿後者、縦兼約たといけんやく之次第自然せしむるといえども披露、不其養子也、病死跡同前也、然間しかるあいだ討死勲功之跡、以此準拠せしめ断絶おわんぬ、(中略)
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
夜、燕王、張玉ちょうぎょくを中軍に、朱能しゅのうを左軍に、陳亨ちんこうゆう軍に、丘福きゅうふくを騎兵に将とし、馬歩ばほ十余万、黎明れいめいことごとく河を渡る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
勿論もちろんしまひには配偶はいぐうけたものまで僂指るしされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれいそがしい仕事しごとしまひになつたときすなは稻刈いねかりから稻扱いねこきからさうしてもみすりもんでかれ得意とくい俵編たわらあみもなくなつて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「廿三さかか、白河しらかはのこつちだ、しめえさか箆棒べらぼうながくつてな」といつてまた
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
浴後昼食をはつて、先当地之産土神うぶすながみ下之御霊しものごりやうへ参詣、(中略)北野天満宮へ参詣、(中略)貝川橋を渡り、平野神社を拝む。境内桜花多く、遊看のともがら男女雑閙ざつたうす
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
黄金こがねなす夢は一旦にして塵芥となりをはんぬ。
幸に我は平生多くふみを讀まざりしかば、此物語に引き入れらるゝおそれなく、詩趣ゆたかなる四圍あたり光景ありさまは、十分に我心胸に徹して、平生の苦辛はこれによりて全く排せられをはんぬ。
こめぜていた食稻けしねほうしていてんぢやねえけ、それかららもそれつたんぢやをへねつちつたな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)