“箆棒”の読み方と例文
読み方割合
べらぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日こなひだも前大統領タフト氏が田舎に旅行して、途中で道連れになつた農夫ひやくしやうを相手に、近頃農産物の値段が箆棒べらぼうに高くなつた事を話して
箆棒べらぼう、そんなことされつかえ、をどりなんざああと幾日いくかだつてあらあ、今夜こんやらつからかねえつたつてえゝから、他人ひとはれつとはあ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
丹三ががらりと態度を変えた、「おめえさんは臆病風にとっかれているんだ、男の性根を無くしているんだ、なんだ箆棒べらぼうめ」
無頼は討たず (新字新仮名) / 山本周五郎(著)