“先日”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こなひだ27.9%
せんじつ27.9%
こないだ18.6%
いつか7.0%
このあひだ7.0%
このあいだ4.7%
こたひだ2.3%
さきのひ2.3%
せん2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“先日”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ウイルソン大統領といへば米国でも聞えた雄弁家であるが、先日こなひだの事、仲のいある友達が、大統領にむかつて、
先日こなひだ独逸の潜航艇問題が起きた時、ウヰルソン氏は色々心配の余り、幾日か夜徹よどほしをして仕事に精を出した。
さらに、事実じじつげると、先日せんじつのこと、おとこは、かきのにとまった、すずめをねらっていました。
春はよみがえる (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あ、それは、それは、じゃ、先日せんじつあたいってくださるか。」と、金持かねもちは、大喜おおよろこびでした。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああ偉いとも。だからお前も少ししっかりしなくちゃいけない。何だろうな、その調子ではもう先日こないだのものは飲んでしまったろうな。」
田原氏の犯罪 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
汝達わいどもなあにをしとッか。先日こないだもいっといたじゃなっか。こ、これを見なさい」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
その時表にふと人影を見出したので彼女は立ち上って障子を開けて見た。それは先日いつかの青年であった。
湖水と彼等 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
ほんとに先日いつかばんだって吃驚びっくりしたよ。いくら叔母さんがひどいったって雪の降ってる中を無暗に逃げ出して来て、わたしのとこへも知らさないで、甲府へ出てしまって奉公しようと思うとって、夜にもなっているのにそっと此村ここを通り抜けてしまおうとしたじゃあないか。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
先日このあひだ京大の松下てい二博士と大阪大学の木下東作博士とが或所で落合つた時、木下氏がこの話を持ち出して、
先日このあひだから重病で悩んでゐる土居通夫みちを氏が、平素ふだん滋養として牛肉の肉汁にくじふを飲みつけてゐるのは名高い話だ。
私は先日このあいだの出来事をいつまんで彼に物語った。それから私は彼に訊いた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
が、何はともあれ念のためと、玳瑁たいまいの櫛を出して問い詰めると、辰はすぐさま頭を掻いて、じつは誠に申訳ないが、年の暮れのある晩稼業しょうばい帰途かえりに、筋交すじかい御門の青山下野守しもつけのかみ様の邸横で拾ったのだが、そのまま着服していて先日このあいだ父親に内証でお菊にったものだと言った。
先日こたひだ亡くなつた米国の小説家ジヤツク・ロンドンは、肉食論者にもう一歩を進めて、すべての魚類さかななまのまゝで食べようとした男だ。
寺男は何でも坊主で、女は何歳いくつぐらい、是々これ/\是々と云うことが、ぷいとお繼の耳に這入ったから、さてはとぐに川口へ来て尋ねると、つい先日さきのひ出立したと云うことを聞きましたから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それあおまえも、品質ものが好いからって二合ばかりずつのお酒をその度々たびたびに釜川から一里もあるこの釜和原まで買いによこすようなひど叔母様おばさんに使われて、そうして釣竿でたれるなんて目に逢うのだから、つらいことも辛いだろうし口惜くやしいことも口惜しいだろうが、先日せんのように逃げ出そうと思ったりなんぞはしちゃあ厭だよ。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)