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先日
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せんじつ
ふりがな文庫
“
先日
(
せんじつ
)” の例文
その
後
(
あと
)
へ、
先日
(
せんじつ
)
のしじゅうからが
飛
(
と
)
んできて、
木立
(
こだち
)
から、はやぶさとこまどりの
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いて、
小
(
ちい
)
さなくびを
毛
(
け
)
の
中
(
なか
)
にすくめたのです。
美しく生まれたばかりに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夜間
(
やかん
)
客
(
きやく
)
に
襲
(
おそ
)
はれ
付
(
つ
)
けない
夫婦
(
ふうふ
)
は、
輕微
(
けいび
)
の
狼狽
(
らうばい
)
を
感
(
かん
)
じた
位
(
くらゐ
)
驚
(
おど
)
ろかされたが、
座敷
(
ざしき
)
へ
上
(
あ
)
げて
話
(
はな
)
して
見
(
み
)
ると、
坂井
(
さかゐ
)
は
丁寧
(
ていねい
)
に
先日
(
せんじつ
)
の
禮
(
れい
)
を
述
(
の
)
べた
後
(
のち
)
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
先日
(
せんじつ
)
歳暮
(
せいぼ
)
に
参
(
まゐ
)
つたら
松
(
まつ
)
と
梅
(
うめ
)
の
地紋
(
ぢもん
)
のある
蘆屋
(
あしや
)
の
釜
(
かま
)
を
竹自在
(
たけじざい
)
に
吊
(
つ
)
つて、
交趾
(
かうち
)
の
亀
(
かめ
)
の
香合
(
かうがふ
)
で
仁清
(
にんせい
)
の
宝尽
(
たからづく
)
しの
水指
(
みづさし
)
といふので一ぷく
頂戴
(
ちやうだい
)
しました。
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『
實
(
じつ
)
は
先日
(
せんじつ
)
、
倫敦
(
ろんどん
)
の
友人
(
いうじん
)
から『
世界
(
せかい
)
の
名畫
(
めいぐわ
)
』と
題
(
だい
)
して、
隨分
(
ずゐぶん
)
巧妙
(
かうめう
)
に
刷
(
すつ
)
てあるのを二十
枚
(
まい
)
ばかり
贈
(
おく
)
つて
呉
(
く
)
れたがね、それは
如何
(
どう
)
だらうかと
思
(
おも
)
ふのだ。』
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
「きょうは先生、ぜひとも
先日
(
せんじつ
)
の
復讐
(
ふくしゅう
)
をするつもりでやってきました。こうすこしぽかぽか
暖
(
あたた
)
かくなってきますと、どうも家にばかりおられませんから」
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたくし
)
は
斯
(
こ
)
ういうものでございますが、
現世
(
げんせ
)
に
居
(
お
)
りました
時
(
とき
)
から
深
(
ふか
)
くあなた
様
(
さま
)
をお
慕
(
した
)
い
申
(
もう
)
し、
殊
(
こと
)
に
先日
(
せんじつ
)
乙姫
(
おとひめ
)
さまから
委細
(
いさい
)
を
承
(
うけたまわ
)
りましてから、
一層
(
いっそう
)
お
懐
(
なつ
)
かしく
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
實
(
じつ
)
はモールスの
署名
(
しよめい
)
は、
僕
(
ぼく
)
ばかり
貰
(
もら
)
つたのだと
思
(
おも
)
つて、
先日
(
せんじつ
)
杉村氏
(
すぎむらし
)
に
會
(
あ
)
つた
時
(
とき
)
に、
實
(
じつ
)
に
天下一品
(
てんかいつぴん
)
だ、
完全
(
くわんぜん
)
の
土器
(
どき
)
を百
貰
(
もら
)
つたより
嬉
(
うれ
)
しいと
禮
(
れい
)
を
云
(
い
)
つたのだつたが
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「へえ、実は——」栗原は、言い
淀
(
よど
)
んでいる風だった。「
先日
(
せんじつ
)
お持ちになりました
乙型
(
おつがた
)
スウィッチが、急に入用になりましたんで、いただきに参ったんですが……」
夜泣き鉄骨
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
忍びて
付覗
(
つけねら
)
ひけり
扨
(
さて
)
又
(
また
)
支配の宮崎内記殿は
先日
(
せんじつ
)
嘉川家の一件に付家來の立花左仲
持參
(
ぢさん
)
の屆書の趣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さては
先日
(
せんじつ
)
反古
(
ほご
)
の
新聞
(
しんぶん
)
に
記
(
しる
)
されてあつた
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
と
其
(
その
)
帆走船
(
ほまへせん
)
との
行衞
(
ゆくゑ
)
などが
恰
(
あだか
)
も
今夜
(
こんや
)
の
此
(
この
)
物凄
(
ものすご
)
い
景色
(
けしき
)
と
何等
(
なにら
)
かの
因縁
(
いんねん
)
を
有
(
いう
)
するかのごとく、ありありと
私
(
わたくし
)
の
腦裡
(
のうり
)
に
浮
(
うか
)
んで
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
数日後
(
すうじつご
)
のこと、
若者
(
わかもの
)
は、
雇
(
やと
)
われ
口
(
ぐち
)
を
探
(
さが
)
しながら
歩
(
ある
)
いていますと、
先日
(
せんじつ
)
の
汚
(
きたな
)
らしいふうをした
子供
(
こども
)
が、
職人体
(
しょくにんてい
)
の
男
(
おとこ
)
にいじめられているのを
見
(
み
)
ました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
イヤ
先日
(
せんじつ
)
は
癇
(
かん
)
が
起
(
た
)
つて
居
(
を
)
つた
処
(
ところ
)
へ、
其方
(
そのはう
)
が
逆
(
さか
)
らつたものだから、
詰
(
つま
)
らん事を
申
(
まう
)
して気の毒に
心得
(
こゝろえ
)
、
出牢
(
しゆつらう
)
をさした、
其方
(
そのはう
)
が
入牢中
(
じゆらうちう
)
に一
詩
(
し
)
作つたから見て
呉
(
く
)
れ。シ
詩好の王様と棒縛の旅人
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『これは
先日
(
せんじつ
)
、
此附近
(
このふきん
)
を
散歩
(
さんぽ
)
して
居
(
ゐ
)
て
拾
(
ひろ
)
つたのです。
如何
(
どう
)
か
大學
(
だいがく
)
へお
納
(
おさ
)
めを
願
(
ねが
)
ひます』と
言
(
い
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
九郎兵衞始めへ申
聞
(
きか
)
せよと有に安五郎ハツト答て其儀は
先日
(
せんじつ
)
よりも申上し通り
故郷
(
こきやう
)
へ參る
途中
(
とちう
)
妻
(
つま
)
白妙を
馬士
(
まご
)
に
奪
(
うばは
)
れ其後首ばかりを下伊呂村の
岡
(
をか
)
にて
拾
(
ひろ
)
ひ
上
(
かみ
)
新田村の無量庵へ頼み
葬
(
はうむ
)
りしとの手續きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
二、三
日
(
にち
)
後
(
のち
)
の
晩方
(
ばんがた
)
でした。
先日
(
せんじつ
)
、
話
(
はなし
)
をしたつばめが、
蛾
(
が
)
たちのいるところへきて、
明日
(
あす
)
、
自分
(
じぶん
)
たちは、
島
(
しま
)
に
向
(
む
)
かって
出発
(
しゅっぱつ
)
することを
知
(
し
)
らせました。
北海の波にさらわれた蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
前
(
まへ
)
には
此横穴
(
このよこあな
)
の
前
(
まへ
)
まで、
參詣人
(
さんけいにん
)
を
寄
(
よ
)
せたのであるが、それでは
線香
(
せんかう
)
で
燻
(
くす
)
べたり、
賽錢
(
さいせん
)
を
投付
(
なげつ
)
けたりするので、
横穴
(
よこあな
)
の
原形
(
げんけい
)
の
毀損
(
きそん
)
する
虞
(
おそ
)
れが
有
(
あ
)
る
爲
(
ため
)
に、
博士
(
はかせ
)
は
取調上
(
とりしらべじやう
)
の
必用
(
ひつよう
)
から、
先日
(
せんじつ
)
警察
(
けいさつ
)
に
交渉
(
かうしよう
)
し
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
使者の間へ通し
頓
(
やが
)
て伊賀亮
對面
(
たいめん
)
に及びたる
此時
(
このとき
)
次右衞門申けるは越前
先日
(
せんじつ
)
以來病氣に候處
少
(
すこ
)
しく
快
(
こゝろよ
)
き
方
(
かた
)
にて御座候故今日
押
(
おし
)
て出勤致し候一
體
(
たい
)
越前守參り以て申上べきの處なれど未だ
聢
(
しか
)
と
全快
(
ぜんくわい
)
も仕つらず候故私しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
こまどりは、
町
(
まち
)
へいっても、
殺
(
ころ
)
されるようなことはありますまい。しかし、
先日
(
せんじつ
)
のお
星
(
ほし
)
さまのいったように、なにが
幸福
(
こうふく
)
となり、また、
不幸
(
ふこう
)
となるかもしれませんね。
美しく生まれたばかりに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「いや、
違
(
ちが
)
う。
先日
(
せんじつ
)
見
(
み
)
たのは、たしかに
手
(
て
)
が
欠
(
か
)
けていた。
私
(
わたし
)
はその
欠
(
か
)
けたぐあいが、たいそうおもしろいと
思
(
おも
)
って
気
(
き
)
に
入
(
い
)
ったのだが……。」と、
金持
(
かねも
)
ちはいいました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで、
二人
(
ふたり
)
は、
先日
(
せんじつ
)
おじいさんが
犬
(
いぬ
)
を
連
(
つ
)
れて
帰
(
かえ
)
ったことを、おはあさんによくわかるように
子細
(
しさい
)
に
語
(
かた
)
りますと、おばあさんは、やはり、ふに
落
(
お
)
ちぬような
顔
(
かお
)
つきをして
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あ、それは、それは、じゃ、
先日
(
せんじつ
)
の
値
(
あたい
)
で
売
(
う
)
ってくださるか。」と、
金持
(
かねも
)
ちは、
大喜
(
おおよろこ
)
びでした。そして、
男
(
おとこ
)
の
出
(
だ
)
した
仏像
(
ぶつぞう
)
を
押
(
お
)
しいただいて、
眼鏡
(
めがね
)
をかけてじっと
見
(
み
)
ましたが
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さらに、
事実
(
じじつ
)
を
上
(
あ
)
げると、
先日
(
せんじつ
)
のこと、
男
(
おとこ
)
は、かきの
木
(
き
)
にとまった、すずめをねらっていました。この
木
(
き
)
は
火
(
ひ
)
をまぬかれた
老木
(
ろうぼく
)
で、
枝
(
えだ
)
を
張
(
は
)
り、すずめなどのいい
遊
(
あそ
)
び
場所
(
ばしょ
)
でした。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また、
先日
(
せんじつ
)
正雄
(
まさお
)
の
家
(
うち
)
へやってきたおじいさんと、
死
(
し
)
んだおじいさんとは、ようすがそっくり
似
(
に
)
ているのでありました。そのとき、おばあさんは、うなずきなから
二人
(
ふたり
)
に
向
(
む
)
かって
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「これは、
先日
(
せんじつ
)
の
仏像
(
ぶつぞう
)
であるかな。」と、けげんな
顔
(
かお
)
つきをしてたずねました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
先日
(
せんじつ
)
、おみまいにいくと、
勇
(
ゆう
)
ちゃんの
妹
(
いもうと
)
の、
小
(
ちい
)
さなみい
子
(
こ
)
さんが
小さな妹をつれて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“先日”で始まる語句
先日中
先日来