“淀”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よど97.4%
どんよ1.3%
おきて0.4%
おど0.4%
0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“淀”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「で、そのグラン・チャコのなかに“Pilcomayoピルコマヨ”という川がある」とカムポスがよどみなく続けてゆく。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
此だけの語が言いよどみ、淀みして言われている間に、姥は、郎女の内に動く心もちの、およそは、どったであろう。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ちやうど、空模樣そらもやうくも同一おなじどんよりとして、くもうごはう
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
風少し吹添って、城あるいぬいそら暗く、天満宮の屋の棟がどんより曇った。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
台下の農家、取着きのに先ず入ったが、夜に入っては旅の人に取合わぬ此土地のおきてと云い張って、しきいから内へは入れなかった。事情を訴えても聴くので無かった。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
お島は傍へ寄って来る小野田の手に、からみつくようにして、あかおどうるんだ目を見据えていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
町幅のだだっ広い、単調で粗雑がさつな長い大通りは、どこを見向いても陰鬱に闃寂ひっそりしていたが、その癖寒い冬の夕暮のあわただしい物音が、さびれた町の底におどんでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
平次は足もめず、両国橋の夕陽の中を、明神下へ急ぐのです。その後から八五郎は、首を振ったりあごを撫でたり、に落ちない顔で、ついて行きます。
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)