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立淀
ふりがな文庫
“立淀”の読み方と例文
読み方
割合
たちよど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちよど
(逆引き)
燈
(
ひ
)
の消えたその洗面所の
囲
(
まわり
)
が暗いから、肩も腰も見えなかったのであろう、と、
疑
(
うたがい
)
の幽霊を消しながら、やっぱり
悚然
(
ぞっ
)
として
立淀
(
たちよど
)
んだ。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
前を通ろうとして、我にもあらず
立淀
(
たちよど
)
んだ。散策子は、
下衆儕
(
げしゅうばら
)
と
賭物
(
かけもの
)
して、鬼が出る
宇治橋
(
うじばし
)
の夕暮を、
唯
(
ただ
)
一騎
(
いっき
)
、東へ
打
(
う
)
たする
思
(
おもい
)
がした。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立淀
(
たちよど
)
んだ織次の耳には、それが二股から遠く伝わる、ものの
谺
(
こだま
)
のように聞えた。織次の
祖母
(
おおば
)
は、見世物のその
侏儒
(
いっすんぼし
)
の
婦
(
おんな
)
を教えて
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立淀(たちよど)の例文をもっと
(8作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
淀
漢検準1級
部首:⽔
11画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞
“立淀”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎