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立籠
ふりがな文庫
“立籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たてこも
66.1%
たちこ
17.9%
たてこ
8.9%
たちこも
3.6%
たちこめ
1.8%
タテコモ
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてこも
(逆引き)
一方では真実の役者がそれぞれ立派に三座に
拠
(
よ
)
っていたが、西両国という眼抜きの地に村右衛門が
立籠
(
たてこも
)
ったので
素破
(
すば
)
らしい
大入
(
おおいり
)
です。
江戸か東京か
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
立籠(たてこも)の例文をもっと
(37作品)
見る
たちこ
(逆引き)
夕立雲
(
ゆふだちぐも
)
が
立籠
(
たちこ
)
めたのでもなさゝうで、
山嶽
(
さんがく
)
の
趣
(
おもむ
)
きは
墨染
(
すみぞめ
)
の
法衣
(
ころも
)
を
襲
(
かさ
)
ねて、
肩
(
かた
)
に
紫
(
むらさき
)
の
濃
(
こ
)
い
袈裟
(
けさ
)
した、
大聖僧
(
だいせいそう
)
の
態
(
たい
)
がないでもない。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
立籠(たちこ)の例文をもっと
(10作品)
見る
たてこ
(逆引き)
裳
(
もすそ
)
すらすら入りざま、ぴたと襖を
立籠
(
たてこ
)
めて、
室
(
へや
)
の
中央
(
なかば
)
に進み寄り、
愁然
(
しゅうぜん
)
として
四辺
(
あたり
)
を
眴
(
みまわ
)
し、坐りもやらず、
頤
(
おとがい
)
を襟に
埋
(
うず
)
みて
悄然
(
しょうぜん
)
たる、お通の
俤
(
おもかげ
)
窶
(
やつ
)
れたり。
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立籠(たてこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
たちこも
(逆引き)
ここには妻の一日の
憂鬱
(
ゆううつ
)
がすっかり
立籠
(
たちこも
)
っている。妻もまたこの二三年を病の床で暮し、来る日来る日をさびしく見送っているのだった。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
立籠(たちこも)の例文をもっと
(2作品)
見る
たちこめ
(逆引き)
立籠
(
たちこめ
)
る湯気が
雫
(
しずく
)
となって落ちています。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
立籠(たちこめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タテコモ
(逆引き)
兇徒、勢ヲ得、三百余人、石橋山ニ
立籠
(
タテコモ
)
ル。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
立籠(タテコモ)の例文をもっと
(1作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立塞
立留
検索の候補
御立籠
“立籠”のふりがなが多い著者
淡島寒月
直木三十五
中里介山
泉鏡花
甲賀三郎
泉鏡太郎
内田魯庵
吉川英治
神西清
中島敦