トップ
>
立塞
ふりがな文庫
“立塞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たちふさ
82.7%
たちふさが
17.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちふさ
(逆引き)
「滅相な。」と帳場を
背負
(
しょ
)
って、
立塞
(
たちふさ
)
がる
体
(
てい
)
に腰を掛けた。いや、この時まで、紺の
鯉口
(
こいぐち
)
に手首を
縮
(
すく
)
めて、
案山子
(
かかし
)
のごとく立ったりける。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そんなにいじめなくっても、と云おうとしたとき、うしろから来て追いぬいた浪人者が、おみやの前に
立塞
(
たちふさ
)
がったのである。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
立塞(たちふさ)の例文をもっと
(43作品)
見る
たちふさが
(逆引き)
正面へ
立塞
(
たちふさが
)
つたのは錢形平次でした。生れ乍らの精氣五體に充ち/\て、非凡の使ひ手岩根半藏の前に、莞爾としておくれる色もありません。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
アンドレイ、エヒミチは
戸口
(
とぐち
)
の
所
(
ところ
)
に
進
(
すす
)
んで、
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けた。するとニキタが
躍上
(
おどりあがっ
)
て
来
(
き
)
て、その
前
(
まえ
)
に
立塞
(
たちふさが
)
る。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
立塞(たちふさが)の例文をもっと
(9作品)
見る
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
塞
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立留
“立塞”のふりがなが多い著者
三島霜川
三遊亭円朝
アントン・チェーホフ
山本周五郎
大阪圭吉
作者不詳
竹久夢二
夢野久作
野村胡堂
福沢諭吉