“躍上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おどりあが57.1%
をどりあが21.4%
おどりあがっ7.1%
をどりあ7.1%
をどりあがつ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが思い通りに図星に当り過ぎる位当ったので、その時の一知の喜びようというものは躍上おどりあがりたい位であった。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
わたくし何氣なにげなく倚子ゐすよりはなれて、檣樓しやうらうに、露砲塔ろほうたふに、戰鬪樓せんとうらうに、士官しくわん水兵すいへい活動はたらき目醒めざましき甲板かんぱんながめたが、たちま電氣でんきたれしごと躍上をどりあがつたよ。
アンドレイ、エヒミチは戸口とぐちところすすんで、けた。するとニキタが躍上おどりあがって、そのまえ立塞たちふさがる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さういふ土の乾いたところを、子ども達は『草履道』と云つて、そこを踏んで躍上をどりあがつて喜んだ。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
アンドレイ、エヒミチは戸口とぐちところすゝんで、けた。するとニキタが躍上をどりあがつて、其前そのまへ立塞たちふさがる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)