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躍出
ふりがな文庫
“躍出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おどりい
30.0%
おどりだ
30.0%
をどりい
20.0%
とびだ
10.0%
をどりいで
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おどりい
(逆引き)
被
(
かずき
)
の外へ
躍出
(
おどりい
)
でて、
虚空
(
こくう
)
へさっと
撞木
(
しゅもく
)
を
楫
(
かじ
)
、
渦
(
うずま
)
いた風に乗って、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
の
狂
(
くる
)
いが
火焔
(
ほのお
)
のように
飜
(
ひるがえ
)
ったのを、よくも見ないで
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
躍出(おどりい)の例文をもっと
(3作品)
見る
おどりだ
(逆引き)
殊に小説の
梗概
(
こうがい
)
でも語らせると、多少の
身振
(
みぶり
)
声色
(
こわいろ
)
を交えて人物を
眼前
(
めのまえ
)
に
躍出
(
おどりだ
)
させるほど頗る巧みを究めた。二葉亭が人を心服さしたのは半ばこの巧妙なる座談の力があった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
躍出(おどりだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
をどりい
(逆引き)
『
見
(
み
)
なさい
今
(
いま
)
だ、
今
(
いま
)
が
初日出
(
はつひので
)
だ』と
老人
(
らうじん
)
は
言
(
い
)
ひつゝ
海原
(
うなばら
)
遠
(
とほ
)
く
眺
(
なが
)
めて
居
(
ゐ
)
るので、
若者
(
わかもの
)
も
連
(
つれ
)
られて
沖
(
おき
)
を
眺
(
なが
)
めました、
眞紅
(
しんく
)
の
底
(
そこ
)
に
黄金色
(
こんじき
)
を
含
(
ふく
)
んだ
一團球
(
いちだんきう
)
は
今
(
いま
)
しも
半
(
なかば
)
天際
(
てんさい
)
を
躍出
(
をどりい
)
でて
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
躍出(をどりい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
とびだ
(逆引き)
多助の云うことに感じて泣いたと云うくらいの名馬でありますから、今太左衞門が丹三郎の一刀の
下
(
もと
)
に殺されようとする有様を見ると、ボーンと厩から
躍出
(
とびだ
)
しました。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
躍出(とびだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
をどりいで
(逆引き)
朝日
(
あさひ
)
が
波
(
なみ
)
を
躍出
(
をどりいで
)
るやうな
元氣
(
げんき
)
を
人
(
ひと
)
は
何時
(
いつ
)
も
持
(
もつ
)
て
居
(
ゐ
)
なければならぬ。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
躍出(をどりいで)の例文をもっと
(1作品)
見る
“躍出”の意味
《名詞》
躍り出ること。躍るように飛び出ること。
(出典:Wiktionary)
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“躍”で始まる語句
躍
躍起
躍気
躍上
躍如
躍込
躍入
躍動
躍氣
躍然
“躍出”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳富蘇峰
内田魯庵
大隈重信
三遊亭円朝
国木田独歩
夢野久作
泉鏡花