二葉亭余談ふたばていよだん
私が初めて二葉亭と面会したのは明治二十二年の秋の末であった。この憶出を語る前に順序として私自身の事を少しくいわねばならない。 これより先き二葉亭の噂は巌本撫象から度々聞いていた。巌本は頻りに二葉亭の人 …
作品に特徴的な語句
不便ふびん 有頂天うちょうてん 御家人ごけにん 眉宇びう 嘆息ためいき 度毎たんび 後家ごけ 造詣ぞうけい 見窄みすぼ 皆目かいもく 四谷よつや 稀薄きはく 八百屋やおや 路次ろじ 倨傲きょごう 向島むこうじま 廃頽はいたい 内々ないない 居睡いねむり 婉曲えんきょく 昏迷こんめい 神保町じんぼうちょう 常磐津ときわず 真平まっぴら 微醺びくん 惻々そくそく 遊蕩ゆうとう 持前もちまえ 焦々いらいら 西鶴さいかく 遥々はるばる 莞爾々々にこにこ 気取きどり 魁偉かいい 推敲すいこう 沈着おちつ 頬張ほおば 贔負ひいき 風丰ふうぼう 不漁しけ 嬌態しな 呵々からから 揣摩しま 赤錆あかさび 吩咐いいつ 中年増ちゅうどしま 通人つうじん 断念あきら 青瓢箪あおびょうたん 瞽女ごぜ 洒脱しゃだつ 銀泥ぎんでい 二子ふたこ 塩煎餅しおせんべい 最少もすこ 羅宇らお 踪跡ゆくえ 掠奪りゃくだつ 主水もんど 飛瀑ひばく 剛愎ごうふく 繻珍しゅちん 衒気げんき 揺籃ようらん 好悪よしあし 入浸いりびた 内気シャイ 虫唾むしず あきた 面付つらつき もてあそ 頃合ころあい 梗概こうがい 放擲ほうてき 小皿こざら 微酔ほろえい 払暁あけがた 絞殺しめころ 肌合はだあい 頬摺ほおずり 調戯からか 昨宵ゆうべ 物真似ものまね 茫乎ぼうこ 鉄槌てっつい 有繋さすが 家族うちのもの 悄気返しょげかえ 駈付かけつ 乾枯ひから 発揮はき 滅茶々々めちゃめちゃ 居堪いたた つい 底力そこぢから 気張きば 節廻ふしまわ