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微酔
ふりがな文庫
“微酔”のいろいろな読み方と例文
旧字:
微醉
読み方
割合
ほろよい
52.4%
びすい
19.0%
ほろえい
11.9%
ほろよ
7.1%
ほろよひ
4.8%
ほろゑひ
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほろよい
(逆引き)
右側の欄干際に引添った二人の
傍
(
わき
)
へ、すらりと寄ったが、お端折の褄を取りたそうに、左を投げた袖ぐるみ、手をふらふらと
微酔
(
ほろよい
)
で。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
微酔(ほろよい)の例文をもっと
(22作品)
見る
びすい
(逆引き)
謙信の多感はなお
微酔
(
びすい
)
をのこしているのか、
夕餉
(
ゆうげ
)
の後、ひとり唐琴を膝に乗せて、指に七絃を弾じ、
微吟
(
びぎん
)
に万葉の古歌をうたっていた。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
微酔(びすい)の例文をもっと
(8作品)
見る
ほろえい
(逆引き)
鬢
(
びん
)
のほつれ毛が顔へ懸りまして、少し
微酔
(
ほろえい
)
で
白粉気
(
おしろいけ
)
のある
処
(
ところ
)
へぽッと桜色になりましたのは、
別
(
べっ
)
して美しいものでございます。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
微酔(ほろえい)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ほろよ
(逆引き)
紳士は
微酔
(
ほろよ
)
い
機嫌
(
きげん
)
でよほど興奮しているものと見えて、私のいうことをさらに耳に入れない。行きなり疾走をはじめた二等室を追いかけて飛び乗りをしようとする。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
微酔(ほろよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ほろよひ
(逆引き)
恁うした田舎の夜路を、何の思ふことあるでもなく、
微酔
(
ほろよひ
)
の足の乱れるでもなく、シツトリとした空気を胸深く吸つて、ブラリ/\と辿る
心境
(
ここち
)
は、
渠
(
かれ
)
が長く/\忘れてゐた事であつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
微酔(ほろよひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ほろゑひ
(逆引き)
されど熊は
次第
(
しだい
)
に
馴
(
なれ
)
可愛
(
かあいく
)
なりしと語るうち、主人は
微酔
(
ほろゑひ
)
にて
老夫
(
らうふ
)
にむかひ、其熊は
牝
(
め
)
熊ではなかりしかと三人大ひに笑ひ、又酒をのませ盃の
献酬
(
やりとり
)
にしばらく
話消
(
はなしきえ
)
けるゆゑ
強
(
しひ
)
て
下回
(
そのつぎ
)
をたづねければ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
微酔(ほろゑひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“微酔”の意味
《名詞》
少し酒に酔うこと。ほろ酔い。微醺。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
“微酔”で始まる語句
微酔機嫌
微酔気味
検索の候補
微酔機嫌
微酔気味
“微酔”のふりがなが多い著者
加能作次郎
山東京山
清水紫琴
三遊亭円朝
泉鏡花
吉川英治
野口雨情
内田魯庵
中里介山
石川啄木