“微酔機嫌”のいろいろな読み方と例文
旧字:微醉機嫌
読み方割合
ほろよいきげん80.0%
ほろえいきげん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくらか微酔機嫌ほろよいきげんでもあったのでございましょう、ともをつれずに、たった一人で下谷の御徒町おかちまちの方へお帰りになったのでございますよ
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
わきに置いた主人の雪踏せったとお嬢様の雪踏と自分の福草履三足一緒に懐中ふところへ入れたから、飴細工の狸見たようになって、梯子をあがろうとする時、微酔機嫌ほろよいきげんで少し身体がよこになる途端に
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
微酔機嫌ほろえいきげん啣楊枝くわえようじでいびつに坐ッていたのはお政で。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)