“機嫌伺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きげんうかが50.0%
きげんうかゞ25.0%
きげんうか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お姫様ひいさまのお部屋へやへご機嫌伺きげんうかがいにあがりまして、お話をうけたまわっておりますと、照彦てるひこ様がぜひ相撲すもうをとるとおっしゃって……」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
わび入太守もふか心配しんぱい致さるるに付大納言樣御機嫌伺きげんうかゞひとして參上仕つり候と申述るに日野家の青侍士あをざむらひ安田平馬佐々木靱負ゆきへの兩人かねて申し合せ今度の儀をさいはひ稻葉家へ捻込ねぢこみ大金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のべ夫々それ/″\挨拶あいさつに及びしが此度兄の病氣の間違まちがひとも云はざれば金毘羅樣こんぴらさま參詣旁々さんけいかた/″\昨夜さくや此清兵衞方へ到着仕たうちやくつかまつり取敢とりあへず御機嫌伺きげんうかがひながら先年の御れいに市之丞同道にて參上仕さんじやうつかまつりしと申ければ後藤はよろこびて清兵衞に向ひ貴樣の所の此客人達このきやくじんたちすこ仔細しさい有て昔し馴染なじみの者なり其仔細そのしさいあとにて寛々ゆる/\はなすべし時に長兵衞殿此清兵衞殿と云男は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)