機嫌伺きげんうかが)” の例文
「お姫様ひいさまのお部屋へやへご機嫌伺きげんうかがいにあがりまして、お話をうけたまわっておりますと、照彦てるひこ様がぜひ相撲すもうをとるとおっしゃって……」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
よる夜なかだってたたおこさないとは限らない。教頭の所へご機嫌伺きげんうかがいにくるようなおれと見損みそくなってるか。これでも月給が入らないから返しにきたんだ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)