トップ
>
雪踏
ふりがな文庫
“雪踏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せった
87.5%
せつた
8.3%
ゆきぶみ
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せった
(逆引き)
雪踏
(
せった
)
をずらす音がして、
柔
(
やわら
)
かな
肱
(
ひじ
)
を、唐草の浮模様ある、
卓子
(
テイブル
)
の
蔽
(
おおい
)
に曲げて、身を入れて聞かれたので、青年はなぜか、困った顔をして
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雪踏(せった)の例文をもっと
(21作品)
見る
せつた
(逆引き)
一人
(
いちにん
)
は黒の中折帽の
鐔
(
つば
)
を
目深
(
まぶか
)
に
引下
(
ひきおろ
)
し、
鼠色
(
ねずみいろ
)
の毛糸の
衿巻
(
えりまき
)
に半面を
裹
(
つつ
)
み、黒キャリコの紋付の羽織の下に紀州ネルの
下穿
(
したばき
)
高々と
尻褰
(
しりからげ
)
して、
黒足袋
(
くろたび
)
に木裏の
雪踏
(
せつた
)
を
履
(
は
)
き
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
雪踏(せつた)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆきぶみ
(逆引き)
会津の山々は雪の多いところとて、
藁
(
わら
)
で出来た
雪踏
(
ゆきぶみ
)
や
雪沓
(
ゆきぐつ
)
や、
曲木
(
まげき
)
の
樏
(
かんじき
)
や形の面白いのを見かけますが、かかる品を求めるには一番山奥の
檜枝岐
(
ひのえまた
)
を訪ねるに
如
(
し
)
くはありません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
雪踏(ゆきぶみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雪踏(
雪駄
)”の解説
雪駄、雪踏(せった)は、竹皮草履の裏面に皮を貼って防水機能を与え、皮底の踵部分に尻鉄がついた日本の伝統的な履物(草履)の一種で、傷みにくく丈夫である。また、湿気を通しにくい。
(出典:Wikipedia)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
“雪踏”で始まる語句
雪踏穿
検索の候補
雪踏穿
“雪踏”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
尾崎紅葉
三遊亭円朝
作者不詳
吉川英治
柳宗悦
中里介山
島崎藤村
岡本綺堂
森鴎外