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せった
ふりがな文庫
“せった”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雪駄
81.5%
雪踏
16.2%
雪履
0.8%
雪沓
0.8%
雪蹈
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪駄
(逆引き)
藍微塵
(
あいみじん
)
の
袷
(
あわせ
)
に、一本
独鈷
(
どっこ
)
の帯、素足に
雪駄
(
せった
)
を突っかけている。
髷
(
まげ
)
の形が
侠
(
きゃん
)
であって、職人とも見えない。真面目に睨んだら鋭かろう。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
せった(雪駄)の例文をもっと
(50作品+)
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雪踏
(逆引き)
「
心配
(
しんぺい
)
するな」笑いながら、さっさと足を進めると、なるほど
河岸
(
かし
)
ッぷちの闇から、チャラリ、チャラリ……と
雪踏
(
せった
)
を
摺
(
す
)
る音。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せった(雪踏)の例文をもっと
(21作品)
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雪履
(逆引き)
うつ向きながら小走りにあとを追ってゆくわたしの眼の前に、丸い
踵
(
かかと
)
が撒き水の乾いた道を
雪履
(
せった
)
で蹴返してゆく。雪履の閃きの薄っぺらさ。
美少年
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
せった(雪履)の例文をもっと
(1作品)
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雪沓
(逆引き)
腕車
(
くるま
)
からじきに
雪沓
(
せった
)
ばきで上って来たM先生は、浅い
味噌濾
(
みそこ
)
し帽子を冠ったまま、疲れた体を壁に倚りかかってしばらく椅子に腰かけてみたり、真中の寝台に
肱
(
ひじ
)
を持たせなどして
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
せった(雪沓)の例文をもっと
(1作品)
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雪蹈
(逆引き)
どの舟もどの舟も、載せられるだけ大勢の人を載せて来たので、お酌の小さい
雪蹈
(
せった
)
なぞは見附かっても、客の多数の穿いて来た、世間並の
駒下駄
(
こまげた
)
は、鑑定が容易に附かない。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
せった(雪蹈)の例文をもっと
(1作品)
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