“ゆきぐつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪沓88.9%
雪靴5.6%
雪鞋5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓑(みの)だとか雪沓(ゆきぐつ)だとか、背中当(せなあて)とか背負袋とか、そういう民具に立派な手の技を示します。集めたら心をそそる陳列となるでありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
上(うへ)からなぞは、と思(おも)ひながら、止(よ)せばいゝのに、——それでも草履(ざうり)は遠慮(ゑんりよ)したが、雪靴(ゆきぐつ)を穿(は)いた奥山家(おくやまが)の旅人(たびびと)の気(き)で、ぐい、と踏込(ふみこ)むと、おゝ冷(つめた)い。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
時には雪鞋(ゆきぐつ)穿いた男にも逢ったが、往来(ゆきき)の人の影は稀(まれ)だった。高社(たかしろ)、風原(かざはら)、中の沢、その他信越の境に聳(そび)ゆる山々は、唯僅かに山層のかたちを見せ、遠い村落も雪の中に沈んだ。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)