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奥山家
ふりがな文庫
“奥山家”の読み方と例文
旧字:
奧山家
読み方
割合
おくやまが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくやまが
(逆引き)
上
(
うへ
)
からなぞは、と
思
(
おも
)
ひながら、
止
(
よ
)
せばいゝのに、——それでも
草履
(
ざうり
)
は
遠慮
(
ゑんりよ
)
したが、
雪靴
(
ゆきぐつ
)
を
穿
(
は
)
いた
奥山家
(
おくやまが
)
の
旅人
(
たびびと
)
の
気
(
き
)
で、ぐい、と
踏込
(
ふみこ
)
むと、おゝ
冷
(
つめた
)
い。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
分けて恋のない——人を待つ
思
(
おもい
)
の絶えた——一人旅の
奥山家
(
おくやまが
)
、枕に
音
(
おと
)
づるゝ風は我を
襲
(
おそ
)
はむとする殺気を含む。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
台所の
灯
(
ともしび
)
は、
遙
(
はるか
)
に
奥山家
(
おくやまが
)
の
孤家
(
ひとつや
)
の如くに
点
(
とも
)
れている。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
奥山家(おくやまが)の例文をもっと
(3作品)
見る
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
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