“気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
51.8%
32.4%
12.7%
1.9%
いき0.5%
0.4%
0.2%
0.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“気”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)52.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語9.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「あっちはほんのしるしでいいよ。姉ちゃんいつけていつもいろんなもんやっているんだもの。——この蓬、饀はいってか?」
三月の第四日曜 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
いているうちにどくになって、どうしてももんけてやらずにはいられないようながしました。
羅生門 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
ねえや、こえ、こえ。)といいながらだるそうに手を持上げてその蓬々ぼうぼうと生えた天窓あたまでた。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此だけの語が言いよどみ、淀みして言われている間に、姥は、郎女の内に動く心もちの、およそは、どったであろう。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
浮雲あぶねえ! 馬鹿!」とこの時初めて甚太郎はにくののしったが、さすがに呼吸いきは苦しそうである。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
僕は学校の教師見たような事をしていた頃なので、女優と芸者とに耳打して、さりなく帽子を取り、逸早く外へ逃げだした。
申訳 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
飯尾隠岐おき、下方左近将監しょうげんなどの老練の将は、藤吉郎の策を若いはやとして、叱るが如く云った。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女の双眼は、叡智えいちのなかに、いたずらを隠して、さかしげにまたたいていた。
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
また馬様のくびもと頭をもたぐるに大力を出す、口いきを吹かば火焔を成し、そのさま地獄の兇鬼を見るに異ならず
すこし離れてこの光景ありさまを眺めると、生々なまなまとした毛皮からは白いいきの立つのが見える。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此だけの語が言ひ淀み、淀みして言はれてゐる間に、姥は、郎女の内に動く心もちの、オヨソは、どつたであらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さうして、其盲動から達したところも、一つの文学の新しい処女地ではあつたけれども、追随者の向ふ方角にどられて、自ら亦踵を返された。
明けて麝香じやかうと共に投げ出し取り出すたしなみの、帯はそも/\此家こゝへ来し嬉し恥かし恐ろしの其時締めし
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
立って箪笥たんす大抽匣おおひきだし、明けて麝香じゃこうとともに投げ出し取り出すたしなみの、帯はそもそも此家ここへ来し嬉し恥かし恐ろしのその時締めし
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
必ズ中途ニ迎ヘ戦ハンニ、他ノ間道ヨリ奇兵ヲ放チテ、トリデノ背後ニ廻シ、多クノ下小屋(兵舎)ヲ焼カシメナバ、中川勢火ヲ見テ、ウシロニモ戦ヒ有リト思ヒ、急ニ引退ヒキノニ浮キ立ツベシ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)