“橇曳”の読み方と例文
読み方割合
そりひき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船頭や、橇曳(そりひき)や、まあ下等な労働者の口から出る言葉と溜息とは、始めて其意味が染々(しみ/″\)胸に徹(こた)へるやうな気がした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
主婦(かみさん)が傾(かし)げた大徳利の口を玻璃杯(コップ)に受けて、茶色に気(いき)の立つ酒をなみ/\と注いで貰ひ、立つて飲み乍ら、上目で丑松を眺める橇曳(そりひき)らしい下等な労働者もあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ついと軒を潜つて入ると、炉辺(ろばた)には四五人の船頭、まだ他に飲食(のみくひ)して居る橇曳(そりひき)らしい男もあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)