“飲食”のいろいろな読み方と例文
旧字:飮食
読み方(ふりがな)割合
おんじき37.2%
のみくい32.6%
いんしょく11.6%
のみく7.0%
のみくひ7.0%
をしもの2.3%
をんじき2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“飲食”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲50.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]16.7%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
有王 どうしてそのようなことがありましょう。なにとぞ飲食おんじきをおとりください。私が苦心してあり求めてきたのでございますから。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
すでに三七日も飲食おんじきっているのに! わしは干死ひじにすることもできないのか。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
さかなも良い肴を沢山たくさんくらい、満腹飲食のみくいした跡で飯もドッサリべて残す所なしと云う
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
慾に目の無い町の商人は、かんざしを押付け、飲食のみくいする物を売り、多くの労働の報酬むくいを一晩になげうたせる算段をした。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その多くは用弁的ようべんてき飲食いんしょくを済まして、さっさと勘定かんじょうをして出て行くだけであった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
茶店、旅宿などにても、極上等の座敷ざしきのたたみは洋服ならではみがたく、洋服着たる人は、後に来りて先ず飲食いんしょくすることをも得つべし。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
卓はほとんどみなふさがっていて、湯気と煙草のけむりがもやもやしているなかで、真っ赤な顔が盛んに飲食のみくいしていた。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
とて彼方あっちいって茶屋で飲食のみくいしようと云うことは叶わぬから、例の通り前の晩に魚の残物ひけものを買て来て、そのほか
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ついと軒を潜つて入ると、炉辺ろばたには四五人の船頭、まだ他に飲食のみくひして居る橇曳そりひきらしい男もあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
向うの広間に置いた幾つもの衝立ついたての蔭に飲食のみくひしてゐる、幾組もの客を見渡しつゝ、お文はさも快ささうに、のんびりとして言つた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
皇太子飲食をしものを与へたまふ。即ち衣裳みけしを脱きて飢者に覆ひてのたまはく、安くせよ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
その後は飲食をんじき共にやうやう匕もてあてがひ、かくすること半年、竟に愈えぬ。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)