“飲食”のいろいろな読み方と例文
旧字:飮食
読み方割合
おんじき34.8%
のみくい34.8%
いんしょく10.9%
のみくひ6.5%
のみく6.5%
いんしよく2.2%
をしもの2.2%
をんじき2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合手して身を虎の前に投じ母虎これを食うて母子ともにくるを得た、王夫人の使飲食を齎し翌日来ってこの事を聞き走り帰って王に報じ
ざったないろ/\の飲食の場所をそこがもっているが、てははえないしもたやばかりの立並んだ間に、ところ/″\うろぬきに、小さな
雷門以北 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
家人のようすにいくばくか不快いた使いの人らも、お政の苦衷には同情したものか、こころよく飲食して早そうにった。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
向うの広間に置いた幾つもの衝立の蔭に飲食してゐる、幾組もの客を見渡しつゝ、お文はさも快ささうに、のんびりとして言つた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
卓はほとんどみなふさがっていて、湯気と煙草のけむりがもやもやしているなかで、真っ赤な顔が盛んに飲食いしていた。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
声色飲食は、その美なるをこのまず、第宅器物はその奇なるを要せず、あれば則ちあるにひてこれを楽しみ、無くば則ち無きにまかせて晏如たり。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十二月庚午、皇太子片岡に遊行ます。時に飢ゑたる道のせり。りて姓名を問ひたまふ。而してさず。皇太子飲食を与へたまふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
かくて一昼夜にして始めて呻吟の声きこゆ。その後は飲食共にやうやう匕もてあてがひ、かくすること半年、竟に愈えぬ。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)