“おんじき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オンジキ
語句割合
飲食84.2%
御直5.3%
御食5.3%
飮食5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
化度けどしたいというのが、即ち仏菩薩なので、何も蓮花れんげの上にゆったり坐って百味の飲食おんじきくらこうとしているのが仏菩薩でも何でも無い。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此段、御直おんじきに申し上可あぐべくとぞんじ候えども、御承引なさるまじく候に付、わざと申しあげず、爰元ここもとへ参り居候(中略)
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後生ごしょうは見て来んことじゃから、それはおってのこと、こうひもじゅうては、眼が舞いそうじゃ、そのうえ、この間中あいだじゅうの談議ごとに、大難に逢うときは、百味ひゃくみ御食おんじきをくだされて
切支丹転び (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ぐわつ飮食おんじき
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)