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『孔雀船』
ふりがな文庫
『
孔雀船
(
くじゃくぶね
)
』
故郷の山に眠れる母の靈に 阿古屋の珠は年古りて其うるみいよいよ深くその色ますます美はしといへり。わがうた詞拙く節おどろおどろしく、十年經て光失せ、二十年すぎて香去り、今はたその姿大方散りぼひたり。昔上田秋成は年頃いたづきける書深き井の底に沈 …
著者
伊良子清白
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「孔雀船」左久良書房、1906(明治39)年5月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
いく
)
前
(
きそ
)
冷
(
すさ
)
設
(
まけ
)
入
(
いつ
)
病
(
いたづき
)
生
(
はえ
)
被
(
かうぶ
)
火
(
も
)
女王
(
めぎみ
)
香
(
にほ
)
所
(
ど
)
香
(
かを
)
上
(
の
)
香
(
かぐ
)
逆上
(
さかあ
)
標
(
あら
)
畫
(
ゑがい
)
童子
(
わらは
)
泥
(
こひぢ
)
交
(
まじは
)
長
(
ちやう
)
恐
(
お
)
陽炎
(
かぎろ
)
二
(
つぎ
)
亡
(
なき
)
鳴
(
なつ
)
媼
(
おば
)
嬌
(
たを
)
鮮
(
あざら
)
伏
(
こや
)
優
(
いう
)
生
(
うま
)
行
(
ぎやう
)
飜
(
か
)
丈
(
ぢやう
)
香
(
にほひ
)
足
(
たり
)
羞
(
はづ
)
形容
(
かたどつ
)
界
(
ぐわい
)
組
(
うつ
)
蒸
(
むせ
)
肉
(
しゝ
)
間
(
ひま
)
美
(
うま
)
紙片
(
かみびら
)
睦
(
む
)
臆
(
おぢ
)
紗
(
きぬ
)
蝕
(
しよく
)
土産
(
つど
)
冠
(
かぶり
)
汝
(
なんぢ
)
若人
(
わかびと
)
大地
(
おほづち
)
歩
(
あゆみ
)
大鋸
(
おほのこ
)
極
(
きは
)
女房
(
にようぼ
)
海
(
わた
)
自
(
おのづか
)
倒
(
さかしま
)
過
(
よ
)
上
(
うへ
)
足
(
あ
)
十年
(
とゝせ
)
微妙
(
みめう
)
微笑
(
ほゝゑみ
)
逸
(
いつ
)
乾
(
かは
)
斷
(
ちぎ
)
尺
(
せき
)
忠
(
ちゆう
)
凍
(
こほ
)
申
(
まう
)
執心
(
しゆうしん
)
性
(
しやう
)
印
(
つ
)
馳
(
かけ
)
恥
(
はぢ
)
外
(
はづ
)
虚空
(
みそら
)
母
(
はゝ
)
圓
(
まど
)
出
(
いだ
)
書
(
しよ
)
退
(
しりぞ
)
武士
(
ものゝふ
)
逆
(
ぎやく
)
主
(
しゆ
)
破壞
(
はゑ
)
明
(
あきらか
)
倒
(
さか
)
魚
(
な
)
金
(
こがね
)
侯
(
さふらふ
)
柔
(
やはら
)
功名
(
いさを
)
候
(
さふら
)