“童子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
どうじ56.3%
わらべ12.5%
こども8.3%
どうし4.2%
わらべこ4.2%
ドウジ4.2%
うなゐ2.1%
これ2.1%
ぼっこ2.1%
わらは2.1%
(他:1)1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“童子”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.9%
文学 > 中国文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
きつねのふしぎな宝物たからものさずかったせいでしょうか、きつね子供こども阿倍あべ童子どうじ
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「や、ふしぎな! あのわしには、竹童ばかりでなく、ほかの童子どうじも乗っている。たしかにふたりの人間が乗っている」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蒟蒻閻魔こんにやくえんまの堂に近い某街ぼうかいを過ぐる時、篛笠たけのかはがさを被つた童子わらべが一人背後うしろから走つて来て、蘭軒と並んで歩いた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
露西亜ろしあよりのがれ来れる童子わらべらもはざまの滝に水あみにけり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それから自分がほんを読んだり、他の童子こどもほんを読んだり、唱歌をしたり、嬉しがって笑ったり、怒って怒鳴どなったり、キャアキャアガンガンブンブングズグズシクシク
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
他の童子こどもが書を読んだり、唱歌をしたり、嬉しがつて笑つたり、怒つて怒鳴つたり、キャア/\ガン/\ブン/\グヅ/\シク/\、いろ/\な事をして騒ぎ廻つたりした一切の音声おんじやうも、それから馬が鳴き牛が
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
コロンボのちまたの上に童子どうし等が独楽こまをまはせり遊び楽しも
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
私はその子の麦稈帽むぎわらぼうを軽くたたいた。かの小さな美しい城の白光はっこうはたしていつまでこのおさない童子どうしの記憶にあかるであろうか。そしてあの蒼空が、雲の輝きが。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
それがし高坂弾正かうさかだんじやうと申して、信玄公被管ひくわんの内にて一の臆病者也、仔細は下々しもじもにて童子わらべこどものざれごとに、保科ほしな弾正やり弾正、高坂弾正にげ弾正と申しならはすげに候、我等が元来を申すに、父は春日大隅かすがおほすみとて……」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
童子わらべこどもも人に負はれて、しりへなる広き方へ往きぬ。火はいよゝ烈しくなりもてゆきて、東も西も一つらに空赤くなりて、火の子のちりぼふさま梨地といふもののやうにぞ見ゆる。いよゝ身動さむともえ思はずなりて、ふすまかづきて臥しゐたり。かたはらには森氏の祖母君、丸山の姉君います。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そばに寝てゐた童子ドウジが眼を覚まして、お母さんが狐になつたと怖がつて騒ぐので、葛の葉は障子に「恋しくば」の歌を書いて、去つてしまふ。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だが、禿カブロ即、童髪ワラハガミにした「童子ドウジ」ばかりであつたわけではない。
童子うなゐに問へば石工いしきり
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「わしは童子これがわるいので何ごとも楽しいとは思いませぬ。」
あじゃり (新字新仮名) / 室生犀星(著)
ぼくらの方の、ざしき童子ぼっこのはなしです。
ざしき童子のはなし (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
こんなのがざしき童子ぼっこです。
ざしき童子のはなし (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
童子わらはりて
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
かかるあいだに卓上の按排あんばい備わりて人々またその席につくや、童子ボーイぎめぐる麦酒ビールあわいまだ消えざるを一斉にげて二郎が前途を祝しぬ。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)