“どうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同志28.8%
同士23.7%
道士11.9%
道志8.5%
導師5.1%
同嗜3.4%
童子3.4%
何為1.7%
僮子1.7%
動詞1.7%
同子1.7%
同氏1.7%
奈何為1.7%
洞市1.7%
瞳子1.7%
童詩1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風呂敷ふろしきすこちひさいので、四隅よすみむか同志どうしつないで、眞中まんなかにこまむすびをふたこしらえた。宗助そうすけがそれをげたところは、まる進物しんもつ菓子折くわしをりやうであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
つまり従妹いとこ同士どうしで、どっちも容貌きりょうは良くも無し、悪くも無し、まあ十人並というところでしょうが、お由の方が年上だけにませていて、男好きのする風でした
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そろそろと不老不死の術を恋いこがれ、ついに道士どうしの言にあざむかれて無益の探求をくわだつるに至ったなどは、いわば支那シナ古代の小説の一つの型であって、たまたまその中の特に美しく
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
紫紺の肌美しき道志どうし御坂みさかの連山の後から、思いも懸けぬ大井川の奥の遠い雪の山がソッと白い顔を出して、このほこらかな文化の都を覗いていることさえも珍しくはない。
冬の山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
近所の法類からしかるべき導師どうしを頼むほどの御布施おふせが出せなかったのである。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
この人が晩年に『老子ろうし』を好んだので、抽斎も同嗜どうしの人となった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
コロンボのちまたの上に童子どうし等が独楽こまをまはせり遊び楽しも
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
山田やまだが四きふに入つて来たのです、実に這麼こんな意外なおもひをした事が無い、第二中学にた時はわたしより二きふうへ山田やまだが、予備門よびもんでは二きふしたくみに入つて来たのでせう、わたし何為どうした事かと思ひました、しか
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
遥かに見ると一僮子どうしの坐っている所があった。周は上清宮のある所を聞きたいので急いでそのそばへいって
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
ひるのうち復習ふくしふが出來なかつたものだから、せめて電車の中でゝもと思つて、動詞どうし語尾ごび變化へんくわ夢中むちうになつてゐるうちに、いつか水道橋すゐだうばしぎてしまひ、ふとがついてみると
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
昨日さくじつ火事見舞ながら講釈師の放牛舎桃林ほうぎゅうしゃとうりんの宅へ参りました処同子どうしの宅は焼残やけのこりまして誠に僥倖しあわせだと云って悦んで居りましたが、桃林のうちに町奉行の調べの本が有りまして
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
柳田やなぎださんは、旅籠はたごのあんまに、加賀かが金澤かなざはでは天狗てんぐはなしくし、奧州あうしう飯野川いひのがはまちんだのは、せずして、同氏どうし研究けんきうさるゝ、おかみん、いたこの亭主ていしゆであつた。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「さて、奈何為どうしようかな。」う何回も何回も自分に問うて見て、仲々決心が付かない。「奈何どう為よう。奈何為よう。」と、終ひには少しぢれつたくなつて来て、愈々以て決心が付かなくなつた。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
即座に三万の部下は藤甲を着こんで、洞市どうしに集まった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうして、お前さんのその不思議な左の目の瞳子どうし見覚みおぼえがなかった日にゃあ、名告なのられたって本当に出来るもんじゃあない、その替り、こら、こんなに
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
近ごろの童謡どうよう童詩どうしとはちがって、手毬歌には見たこともないような遠くの土地を歌ったものがある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)