“同志”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうし58.1%
タワーリシチ19.4%
どし6.5%
つれ3.2%
とも3.2%
なかま3.2%
タワリシチ3.2%
モン・ナミ3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左樣さやうわたくしきみ確信くわくしんします、きみ我等われら同志どうしとして、永久えいきゆう秘密ひみつまもこと約束やくそくたまはゞ、誠心せいしんより三度みたびてんちかはれよ。
同志タワーリシチ集団農場員コルホーズニキ! そうだ。正しい。われわれのところで、この春の播種面積は予定地積の九十二パーセント二分あった。
ピムキン、でかした! (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
たいなくとも玉味噌たまみその豆腐汁、心同志どし安らかに団坐まどいして食ううまさ、あるい山茶やまちゃ一時いっとき出花でばなに、長き夜の徒然つれづれを慰めて囲いぐりの、皮むいてやる一顆いっかのなさけ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
人目ひとめくるは相身互あひみたがひ、浮世うきようるさおもをりには、身一みひとつでさへもおほいくらゐ、あなが同志つれはずともと、たゞもうおのこゝろあとをのみうて、人目ひとめくる其人そのひとをば此方こちらからもけました。
そこで私は、判事に頼んでこの手記を宅下たくさげしてもらうことにした。私はこれを私の同志ともに贈る。
同志なかまはすぐにも来てくれるようにと言うのだけれど今ここを外すことは出来ない、それに正軌倶楽部の方の整理しまつもつけて行かなけりゃあ困るのだから、早くとも来年の三月末ころにはなるだろうな
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
私の同志タワリシチが自殺したといふ事実があつた。
同志モン・ナミ……あなたのお友達は、安全無事に王宮にいられます」
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)