“玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たま70.9%
ぎょく14.0%
だま7.4%
ぎよく4.7%
ギョク0.8%
タマ0.8%
おま0.4%
たも0.4%
ギヨク0.4%
スタフ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も下品に育つたからとて良人の持てぬ事はあるまい、にお前のやうな別品さむではあり、一とびに輿にも乗れさうなもの
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
吉弥の跡の行動を監視させておくのに都合がよかろうと思ったから——吉弥の進まないのを無理にをつけて、晩酌の時に呼んだ。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
アメリカから買って帰った上等の香水をふりかけたからかすかながらきわめて上品な芳芬を静かに部屋の中にまき散らしていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
蓮見は知らんふりして火鉢のうへで大衆雑誌を拡げて読んでゐたが、咲子は熱心に芸者ののことなぞ圭子に聞くのだつた。
チビの魂 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
またのような石もあり、また方解石のようなものもありはせぬかと思われる。また菌形を呈した寄生植物などもあるようである。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
のたぐひにて、五色のひかりあり。深山にいでくるものにて、をかさねたるごとくかさなりあひて、げば、よくはがれて、うすく、のやうになれども、にいれてもやけず。
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そのお駒が輿に乗りかけている矢先、白旗直八はフト左孝の身の上を嗅ぎつけて、お駒を脅迫し、金にも智恵にも余る難題を持出したのでした。
東京天王寺にて菊の花片手に墓参りせし艶女、一週間思いしが指つきを吉祥菓鬼子母神に写してはと工夫せしなり。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
の類だが、之は古くは、首里王宮から下げられ、後には佩用者自身が買ひ求めるやうになつたらしいが、その水晶或はがらす玉を貫いた御統の珠の多くは、我々の夢にも知らなかつた間に
沖縄を憶ふ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そしてそれまでは、大事なだから、先方もチャアリイに害を加えるようなことはあるまい。せっかくの子供を殺してしまったりしては、もとも子もないからである。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)