タマ)” の例文
タマのたぐひにて、五色ゴシキのひかりあり。深山オクヤマイシアヒダにいでくるものにて、カミをかさねたるごとくかさなりあひて、げば、よくはがれて、うすく、カミのやうになれども、にいれてもやけず。
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
又、タマの内在するものと信じられたタマ(—石・—貝・—金・—骨など)の相触るゝ音も、やはり此意味からいみじき音色のやうに讃美せられて来たのである。あそびについては尚言ふ機会はある。