“南京玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんきんだま75.0%
ナンキンだま18.8%
ビーズ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはちょうど、彼女が南京玉なんきんだまへ糸を通すように、これこそれっこになっていて、いまかつて見当をはずしたことはないのだ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
細かい人形、お茶道具、おかまなべやバケツに洗濯板せんたくいた、それに色紙や南京玉ナンキンだま、赤や黄や緑の麦稈むぎわらのようなものが、こてこて取り出された。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
カテリーナ・リヴォーヴナが戻って来てみると、ジノーヴィー・ボリースィチは寝床の上に両膝をつきながら、枕もとの壁に南京玉ビーズの紐のついた自分の銀時計を掛けているところだった。