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ナンキンだま
ふりがな文庫
“ナンキンだま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
南京玉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南京玉
(逆引き)
細かい人形、お茶道具、お
釜
(
かま
)
に
鍋
(
なべ
)
やバケツに
洗濯板
(
せんたくいた
)
、それに色紙や
南京玉
(
ナンキンだま
)
、赤や黄や緑の
麦稈
(
むぎわら
)
のようなものが、こてこて取り出された。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
灰色の
繻子
(
しゅす
)
に
酷似
(
こくじ
)
した腹、黒い
南京玉
(
ナンキンだま
)
を想わせる眼、それから
癩
(
らい
)
を病んだような、醜い
節々
(
ふしぶし
)
の
硬
(
かた
)
まった脚、——蜘蛛はほとんど「悪」それ自身のように
女
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
実をいうと『金色夜叉』は最初の構想が中途で何度も変って
纏
(
まと
)
まりが附かなかった未成品であるが、真珠の
頸飾
(
くびかざり
)
の
断
(
ちぎ
)
れたのを
南京玉
(
ナンキンだま
)
で補ったような続篇が二つも三つも出来て、芝居は勿論
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ナンキンだま(南京玉)の例文をもっと
(3作品)
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