“南京路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナンキンろ62.5%
ナンキンルー25.0%
ナンキンロ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——おお、そして最後のひとりは、南京路ナンキンろ魔術師まじゅつしとおいでなすったな。いや、中国人じゃなかった。ええと、フジヤマの国の占師うらないしか」
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
上海シャンハイ、英租界の大道路、南京路ナンキンルー中央なかほどのイングランド旅館ホテルの一室で、ラシイヌ探偵と彼の友の「描かざる画家」のダンチョンと葉巻シガーを吹かしながら話している。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
南京路ナンキンロから静安寺路せいあんじろへ出て張園ちやうゑん愚園ぐゑんとを観た。評判程の名園でも何でも無く、ほとんど荒廃に属して居て、つくね芋の様な入為的の庭石が目障りになるばかりだ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)