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南京路
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ナンキンろ
ふりがな文庫
“
南京路
(
ナンキンろ
)” の例文
「——おお、そして最後のひとりは、
南京路
(
ナンキンろ
)
の
魔術師
(
まじゅつし
)
とおいでなすったな。いや、中国人じゃなかった。ええと、フジヤマの国の
占師
(
うらないし
)
か」
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
すばらしい出来のもので、
南京路
(
ナンキンろ
)
の
飾窓
(
ウインド
)
に出ているのを有名なアフリカ探検家ドルセット侯爵夫人が
上海土産
(
シャンハイみやげ
)
として買って持っていったことを、わしは今でも憶えている。
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私たちが外に出たときは、夜もだいぶん更けて、さすがの
南京路
(
ナンキンろ
)
も、人影が
疎
(
まば
)
らであった。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あれは
南京路
(
ナンキンろ
)
に面した
町角
(
まちかど
)
だったな。あの礎石が、二日のちの二十六日に大爆発を起すことになると、これはたいへんだ。ホテルの近所の家は、全部立ち
退
(
の
)
きをしないと大危険だねえ
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
人はよく、博士が
南京路
(
ナンキンろ
)
の
雑鬧
(
ざっとう
)
の中を、
擦
(
す
)
れ切った
紫紺色
(
しこんしょく
)
の
繍子
(
しゅうし
)
の服に身体を包み、ひどい
猫脊
(
ねこぜ
)
を一層丸くして歩いているのを見かけるが、博士の住居を知っている者は、殆んどない。
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
彼の前には、
紛
(
まぎ
)
れもなく
賑
(
にぎや
)
かな
上海
(
シャンハイ
)
、
南京路
(
ナンキンろ
)
の
雑沓
(
ざっとう
)
が展開しているのだった。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それと入れ代って、
繁華
(
はんか
)
な
南京路
(
ナンキンろ
)
の往来では、
俄
(
にわ
)
かに騒ぎがはじまった。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
南京路
(
ナンキンろ
)
の
雑沓
(
ざっとう
)
は、今が
真盛
(
まっさか
)
りであった。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“南京”で始まる語句
南京
南京虫
南京豆
南京玉
南京米
南京鼠
南京繻子
南京町
南京錠
南京街