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雑鬧
ふりがな文庫
“雑鬧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざっとう
96.0%
ざつたう
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっとう
(逆引き)
街
(
まち
)
は人出で賑やかに
雑鬧
(
ざっとう
)
していた。そのくせ少しも物音がなく、閑雅にひっそりと静まりかえって、深い眠りのような影を
曳
(
ひ
)
いてた。
猫町:散文詩風な小説
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
何しろ今日のこの
雑鬧
(
ざっとう
)
である。掻ッさらい、変態者の悪戯など、悪の
跳梁
(
ちょうりょう
)
はもちろん迷い子も二、三にはとどまらなかったであろう。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雑鬧(ざっとう)の例文をもっと
(48作品)
見る
ざつたう
(逆引き)
そこでけふの見物は非常に
雑鬧
(
ざつたう
)
したよ。夕方になつた頃には、押し掛けて来る人数を、皆入場させる事が出来ない位だつた。巡査が来て人を制して、やつと秩序を恢復した位だ。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
あふげば農作物の虫害が除かれ病人は平癒するといふのでこれを受ける者が
雑鬧
(
ざつたう
)
する。
府中のけやき
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
雑鬧(ざつたう)の例文をもっと
(2作品)
見る
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
鬧
漢検1級
部首:⾾
15画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑作
雑誌
雑言
雑人
雑兵
“雑鬧”のふりがなが多い著者
吉川英治
モーリス・ルヴェル
松本泰
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
吉行エイスケ
中勘助
有島武郎
パウル・トーマス・マン
中島敦
柳宗悦