“雑沓”のいろいろな読み方と例文
旧字:雜沓
読み方(ふりがな)割合
ざっとう94.6%
ざつたふ4.6%
こみあひ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雑沓”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ディ・ヴァンピエル座第9回公演——と旗が出ている間諜座の前だ。R区は、いつもと、ちっとも変らぬ雑沓ざっとうだった。
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
自動車が浅草の雑沓ざっとうのなかにまぎれこみ、私たちもただの人の気楽さをようやく感じて来たころ、馬場はまじめに呟いた。
ダス・ゲマイネ (新字新仮名) / 太宰治(著)
どの街も雑沓ざつたふして居たが王宮の内庭うちにはを横断してステフワンへ抜けるあひだことに甚だしかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
避暑客の込合ふ季節なので、停車場は可也かなり雑沓ざつたふしてゐたが、さうして独りで旅をする気持は可也心細かつた。
或売笑婦の話 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
ぽんぐひより石原いしはら河岸かし、車の輪もまはらぬほど雑沓こみあひたり、大尉たいゐとも露伴氏ろはんし実兄じつけいなり
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)