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雑沓
ふりがな文庫
“雑沓”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雜沓
読み方
割合
ざっとう
94.2%
ざつたふ
4.5%
こみあひ
0.6%
ひとごみ
0.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっとう
(逆引き)
相手の姿が江戸の
雑沓
(
ざっとう
)
へまぎれこむと、容易に討ち難くもあり、影もくらまされる怖れもあるので、ぜひとも、東海道を旅する間に
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雑沓(ざっとう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ざつたふ
(逆引き)
ドオモの前の広場には
伊太利
(
イタリイ
)
皇帝としての
奈破翁
(
ナポレオン
)
の騎馬の記念銅像があり、
其処
(
そこ
)
が各所に通ずる電車の交叉点
丈
(
だけ
)
に人と車で
雑沓
(
ざつたふ
)
を極めて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
雑沓(ざつたふ)の例文をもっと
(7作品)
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こみあひ
(逆引き)
大尉
(
たいゐ
)
が高き
誉
(
ほまれ
)
にはけおされてなど
口々
(
くち/″\
)
いふ、百
本
(
ぽん
)
杭
(
ぐひ
)
より
石原
(
いしはら
)
の
河岸
(
かし
)
、車の輪も
廻
(
まは
)
らぬほど
雑沓
(
こみあひ
)
たり、
大尉
(
たいゐ
)
は
予
(
よ
)
が
友
(
とも
)
露伴氏
(
ろはんし
)
の
実兄
(
じつけい
)
なり、また
此行中
(
このかうちう
)
に
我
(
わが
)
社員
(
しやゐん
)
あれば、
此勇
(
このいさ
)
ましき人の出を見ては
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
雑沓(こみあひ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ひとごみ
(逆引き)
あまり後ろから押し付けられる息苦しさに、時々背伸びをしようとしたり、肩を揺す振らうとして見るが、立錐の余地もない
雑沓
(
ひとごみ
)
で、殆んど身動きが出来ぬ。まるで枷を篏められたやうである。
Dream Tales
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
雑沓(ひとごみ)の例文をもっと
(1作品)
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“雑沓”の意味
《名詞》
雑沓(ざっとう)
多くの人で混雑すること。そのような場所。ひとごみ。
(出典:Wiktionary)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
沓
漢検準1級
部首:⽔
8画
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