“河岸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かし76.4%
がし17.9%
かわぎし3.8%
かはぎし1.3%
かがん0.3%
かはきし0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうかと思うと、今度は河岸(かし)を変えて、旗本席のほうをしきりにじろじろ見回していたようでしたが、うるさくまた話しかけました。
其所(そこ)で漸く外濠線へ乗り換へて、御茶の水から、神田橋へ出て、まだ悟らずに鎌倉河岸(がし)を数寄屋橋の方へ向いて急いで行つた事がある。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そして河岸(かわぎし)まで行って、清逸の背中を撫でていた両手をごしごしと洗った。清逸は同情なしにではなく、じっと淋しくそれを見やった。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
君も見給ひし所ながら蘆の青やかに美くしく生(お)ひたる河岸(かはぎし)に、さまで高からぬ灯火の柱の立てるなど、余りに人気(ひとげ)近きが斯(か)ばかりの世界の関(せき)とも思はれ難(がた)く候(さふら)ふよ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
その川はツァーランという村の下を廻って南の雪峰の方に流れ去りその河岸(かがん)の遙か上に村があるのですが、その村のある一部に小高い山がある。その山の上にロー州の王の住んで居る城があります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
かかる窓ありとも知らず、昨日(きのふ)まで過(す)ぎし河岸(かはきし)。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)