トップ
>
向河岸
ふりがな文庫
“向河岸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むこうがし
70.0%
むかうがし
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこうがし
(逆引き)
私の今住んでいる
向島
(
むこうじま
)
一帯の土地は、昔は石が少かったそうである。それと反対に
向河岸
(
むこうがし
)
の橋場から
今戸
(
いまど
)
辺には、石浜という名が残っている位に石が多かった。
梵雲庵漫録
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
春「まア
宜
(
よ
)
い、仕方がないが、
斯
(
こ
)
う
家鴨
(
しゃも
)
ばかりでは喰えねえ、
向河岸
(
むこうがし
)
へ往って何か
肴
(
さかな
)
を取って来たまえ」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
向河岸(むこうがし)の例文をもっと
(7作品)
見る
むかうがし
(逆引き)
河を隔てゝ
向河岸
(
むかうがし
)
にゐる百姓と話をする百姓の真似をする物真似である。その
為方
(
しかた
)
は隣の室に隠れて、口の前に布団をあてゝ、精一ぱい大声を出して
饒舌
(
しやべ
)
るのである。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
向河岸
(
むかうがし
)
へつくと急に
思出
(
おもひだ
)
して近所の
菓子屋
(
くわしや
)
を探して
土産
(
みやげ
)
を買ひ
今戸橋
(
いまどばし
)
を渡つて
真直
(
まつすぐ
)
な道をば自分ばかりは
足許
(
あしもと
)
のたしかなつもりで、
実
(
じつ
)
は
大分
(
だいぶ
)
ふら/\しながら歩いて行つた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
向河岸(むかうがし)の例文をもっと
(3作品)
見る
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
“向河”で始まる語句
向河原
検索の候補
河岸
魚河岸
河岸通
浜町河岸
御厩河岸
河岸縁
大根河岸
鎌倉河岸
羅生門河岸
竈河岸
“向河岸”のふりがなが多い著者
小栗風葉
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
与謝野寛
淡島寒月
三遊亭円朝
永井荷風
与謝野晶子