“今戸橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いまどばし87.5%
いまとばし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜こんや暗くなつて人の顔がよくは見えない時分じぶんになつたら今戸橋いまどばしの上でおいとふ約束をしたからである。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
聖天山しょうでんやまの工事の出来上らない限り、今戸橋いまどばしについて何かいうのは無駄である。……が、それにしても、山谷堀のお歯黒といってもない水のいろについてだけは哀しみたい。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
とよ今戸橋いまとばしまで歩いて来て時節じせついままさ爛漫らんまんたる春の四月である事を始めて知った。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)