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むこうがし
ふりがな文庫
“むこうがし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
向河岸
87.5%
向川岸
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向河岸
(逆引き)
水ぎわには昼でも淡く水蒸気が見えるが、そのくせ
向河岸
(
むこうがし
)
の屋根でも壁でも濃くはっきりと目に映る。どうしてももう秋も末だ、冬空に近い。私は
袷
(
あわせ
)
の襟を堅く合せた。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
向河岸
(
むこうがし
)
へつくと急に思出して近所の菓子屋を探して
土産
(
みやげ
)
を買い
今戸橋
(
いまどばし
)
を渡って
真直
(
まっすぐ
)
な道をば自分ばかりは
足許
(
あしもと
)
のたしかなつもりで、実は大分ふらふらしながら歩いて行った。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
むこうがし(向河岸)の例文をもっと
(7作品)
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向川岸
(逆引き)
うっかり舁夫が
向川岸
(
むこうがし
)
を見る隙を
覘
(
ねら
)
いすまし、腰を居合に
捻
(
ひね
)
って不意に舁夫の胴腹へ深く斬りかけ、アッと声を立てる間もなくドンと
足下
(
そっか
)
にかけたから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
むこうがし(向川岸)の例文をもっと
(1作品)
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