“向島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むこうじま83.7%
むかうじま9.3%
むかふじま5.8%
うわて1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可笑(おかし)かったのは、花時(はなどき)に向島(むこうじま)に高櫓(たかやぐら)を組んで、墨田の花を一目に見せようという計画でしたが、これは余り人が這入(はい)りませんでした。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
向島(むかうじま)の武蔵屋(むさしや)の奥座敷(おくざしき)が閑静(しづか)で宜(よ)からう、丁度(ちやうど)桜花(さくら)も散つて了(しま)うた四月(ぐわつ)廿一日(にち)ごろと決したが、其披露文(そのちらし)の書方(かきかた)が誠に面白(おもしろ)い。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
感歓(かんくわん)極(き)まりて涙に咽(むせ)ばれしもあるべし、人を押分(おしわ)くるやうにして辛(から)く車を向島(むかふじま)までやりしが、長命寺(ちやうめいじ)より四五間(けん)の此方(こなた)にて早(は)や進(すゝむ)も引(ひく)もならず
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
お前さんに誘い出されて向島(うわて)くんだりへ往ってさ、二晩や三晩家(うち)を明けた事も有ります、それも宜(よ)いけど、あんな人の好(よ)い奴(こ)だからお前さんと遊ぶにも、お前さんだって有り余る身代じゃアなし
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)