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奥座敷
ふりがな文庫
“奥座敷”の読み方と例文
旧字:
奧座敷
読み方
割合
おくざしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくざしき
(逆引き)
向島
(
むかうじま
)
の
武蔵屋
(
むさしや
)
の
奥座敷
(
おくざしき
)
が
閑静
(
しづか
)
で
宜
(
よ
)
からう、
丁度
(
ちやうど
)
桜花
(
さくら
)
も散つて
了
(
しま
)
うた四
月
(
ぐわつ
)
廿一
日
(
にち
)
ごろと決したが、
其披露文
(
そのちらし
)
の
書方
(
かきかた
)
が誠に
面白
(
おもしろ
)
い。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もう
生
(
い
)
きがいのないわたし、あなたが殺されなけりゃわたしが殺す……。こうさけんで母は
奥座敷
(
おくざしき
)
へとび
去
(
さ
)
った。……
礼子
(
れいこ
)
と
下女
(
げじょ
)
は
泣
(
な
)
き
声
(
ごえ
)
あげて
外
(
そと
)
へでた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
奥座敷
(
おくざしき
)
に入ると、次郎さんは
蒲団
(
ふとん
)
の上に寝て居る。昨日雨中を
舁
(
か
)
いて来たまゝなので、蒲団が
濡
(
ぬ
)
れて居る。
筒袖
(
つつそで
)
の
綿入
(
わたいれ
)
羽織
(
ばおり
)
を着て、次郎さんは寝入った様に死んで居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
奥座敷(おくざしき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“奥座敷”の意味
《名詞》
家屋の奥の方にある座敷。
土地や地域で奥まった場所。
(出典:Wiktionary)
“奥座敷”の解説
奥座敷(おくざしき)とは、主に客間として使う表座敷に対して、家族が起居する部屋である。本来の、住居の奥のほうに位置する座敷という意味から転じて、都市近郊の観光地、温泉街を指す言葉としても用いられる。
(出典:Wikipedia)
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“奥”で始まる語句
奥
奥様
奥州
奥床
奥方
奥深
奥羽
奥山
奥義
奥行
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隣座敷
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貸座敷
座敷着
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“奥座敷”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
三遊亭円朝
伊藤左千夫