“可笑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おか63.5%
をか20.0%
おかし10.0%
をかし5.0%
かし0.7%
をかしき0.2%
おかしく0.1%
をかしい0.1%
をかしく0.1%
をかしさ0.1%
ヲカシ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが自分にろうがうつるまいが、そんなことは一切合財考えなしで随分可笑しな不調和な扮装をしている人が沢山あるようです。
好きな髷のことなど (新字新仮名) / 上村松園(著)
みんな勝手にしやべつて、勝手にきめてしまふので、高一は可笑しくもあり、面白くもあり、だまつてニヤ/\笑つて見てゐました。
栗ひろひ週間 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
可笑かったのは、花時向島高櫓を組んで、墨田の花を一目に見せようという計画でしたが、これは余り人が這入りませんでした。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
可笑なお話をいたしましたが、策伝の話より、一御意ひ、其後数度御前されて新左衛門が、種々滑稽雑談じたといふ。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
『豚小屋を、きれいにするのはお可笑い。豚小屋は昔から、汚ないところときまつてゐるのに。』
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
可笑可憐なる事可怖き事種々さま/″\しがたし。やう/\東雲りて、水もたりとて諸人安堵のおもひをなしぬ。
久く考えていて、「あ、お勢の事か」とくして憶い出しは憶い出しても、宛然世を隔てた事の如くで、面白くも可笑も無く、そのままに思い棄てた、くは惘然として気の抜けた顔をしていた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
鹿川先生と同じく、此校創立以来既に三十年近く勤続して居る正直者、歩振可笑ところから附けられた、『家鴨』といふ綽名をも矢張三十年近く呼ばれて居る阿部老小使である。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
さぬやう可笑もあらぬことにまで笑ひめ居たりしが兎角藥の効驗もなく夏も秋も過てはや其年もになりけれども一向にも見えずて居ることに一年餘りに成ければ路用へとてもお花が所持せし百兩は惡漢に奪ひ取れ友次郎がし百兩も岡山を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヲ我ガ四国衆ノ、鎧毛モ切レ腐リテ、麻糸ヲ以テツヅリシヲシ、腰小旗ヲ横ニ、柄長柄短カノ不揃ヒナル駆ケ草鞋ノ軍勢ト見較ベンニハ、可笑キバカリ、事違ヒテ、上方勢トハ似ルベクモナシ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)