“可笑味”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかしみ88.0%
をかしみ8.0%
ユウモア4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貧乏臭い間の抜けた生活のちょっとした処に可笑味おかしみ面白味を見出して戯れ遊ぶ俳句、川柳、端唄はうた小噺こばなしの如き種類の文学より外には求めても求められまい。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その田沢の誘ひ方にちよつとした可笑味をかしみを感じて、素子は笑ひにほころびる口を外套の襟にかくした。
(新字旧仮名) / 岸田国士(著)
日常の会話にもしもがかった事を軽い可笑味ユウモアとして取扱い得るのは日本文明固有の特徴といわなければならない。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)