“おかしみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
可笑味100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まあ、その話に可笑味おかしみがあるという程度のものですが、それでもおかしいと云えば確かにおかしい
半七捕物帳:64 廻り灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
こんなに腹を立てているくせに、八五郎の調子には、噴き出さずにいられない可笑味おかしみがあります。
銭形平次捕物控:124 唖娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
はなしはこれだけで済んでも、かなり可笑味おかしみもあり憎味もあって沢山なのであるが、まだ続くからいよいよ変なものだ。廷珸の知合に黄〻石こうこうせき、名は正賓せいひんというものがあった。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)